新型コロナウイルスに負けない!パンデミック映画 ベスト3

2020年1月15日、日本人で初めての新型コロナウイルス感染者の報道がありました。世界では、中国からイタリアを皮切りにヨーロッパへ広がり、WHOは、3月11日パンデミック宣言をした。現在、アメリカや南米をはじめ全世界ではまだその脅威は続いています。日本でも北海道から広がり、東京など都市部を中心に広がり、3月24日の2020年オリンピック延期発表、そして4月7日緊急事態宣言。私たちの生活を根底から変えていきました。私が新型コロナウイルスの脅威や不安を身近に感じたのは、2月の中旬ごろだったかと記憶しています。備えあれば憂いなし。迫りくる危機に対して、感染症に対しての情報をどのように学ぶかと考えたとき、手っ取り早く「パンデミックの映画を見よう」。と思いつきました。今回紹介する3本の映画は、それぞれ異なる視点からパンデミックに対しての人間の心理を取り上げていて、とても勉強になったものです。

コンテイジョン/2011年/スティーブン・ソダーバーグ監督

『Contagion=伝染』『恐怖はウイルスより早く感染する』がキャッチフレーズのこの映画は、9年前の映画であるが、「未知のウイルスが全世界で蔓延し、日常が加速度的に崩壊していくさま」「不安や恐怖のなか、情報に振り回される人々の様子」「ロックダウン(都市封鎖)」「ウイルスがどのように全世界へ蔓延していったか」今、私たちが直面している新型コロナウイルスの脅威とリアルに重なる部分も多く、まるで今回の事態を予見していたかのように非常によくできた勉強になる作品である。

アウトブレイク/1995年

『アウトブレイク=感染爆発』「ロックダウン」以上のウイルスが流行った町ごと空爆して感染の、広がりを抑えるなど「空気感染」になった場合の感染の爆発力と同時に感染を抑える手段として人間が考えることの恐ろしさを感じた映画であった。

ミスト/2007年

得体のしれぬものへの恐怖のなか、次々と犠牲になっていく人々。正常な思考もできなくなった人々の拠り所に教祖的な人間の出現。得体の知れぬ怪物と最後まで正常な思考で立ち向かう人も、絶望へと向かう。そして衝撃のラストシーン。後味の悪い余韻の残る映画だが、前向きなメッセージでとらえるならば、絶望のなかでも、最後の最後まで諦めず立ち向かうことの必要性を感じた映画。

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